宇宙に魅力を感じる人とは?

職業は宇宙飛行士かな

宇宙は私たちがまだまだ知らない新しい可能性を秘めています。昔から人類は空を見上げて、星の位置で将来を予言したり、星座にまつわる神話を語り継ぎ、流れ星に願いをかけてきました。長い人類の歴史も、宇宙から見ればほんのわずかな時間に過ぎないのです。私たちが知ることのできる宇宙はとても限られた範囲しかありません。大部分は未知なままなのです。そんな宇宙のことをもっと知りたくて、人類はロケットを飛ばし、宇宙飛行士を送り出すのです。日本では、宇宙飛行士を養成しているのはJAXA(宇宙航空研究開発機構)です。募集にあたり最低限必要な条件は、日本国籍を有すること、自然科学系の大学卒業以上(理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、農学部)であること、自然科学系の研究、開発に3年以上の実務経験があること、英語力が堪能であること、心身ともに健康であること、長期間宇宙に滞在し業務に従事できる心理学的な特性を有することなどがあげられます。まずは書類選考と英語検定を受けて、それに合格してからいよいよ一次試験へと進むのです。宇宙飛行士は外国人飛行士たちと共に宇宙へ行き、限られた狭い空間で長い時間一緒にいて業務に従事します。ですからとりわけ英語力と協調性が大切になってくるのです。一次試験では医学検査、一般教養試験、基礎専門試験、心理適性検査が行われます。ここでかなり振るいにかけられ、二次試験に進むと医学検査、面接試験があります。ここで合格したら今度は最終試験です。最終試験は長期滞在適性検査と面接試験です。長期滞在適性検査というのは数人で密閉された空間に2週間ほど滞在します。その間、外部とは一切接触できず、グループでさまざまな課題をこなしたりするのです。これは実際に宇宙に行った時の状況を仮定した検査なのです。このように、多くの試験をクリアして合格した場合、いよいよアメリカのNASAへ行き本格的な実地トレーニングが始まるのです。困難な道のようですが、それ以上に大きな夢のある職業であることは間違いないでしょう。