宇宙に魅力を感じる人とは?

研究・開発でも携わりたいと思うロマンは

人類が実際に宇宙船に乗って、宇宙空間に飛び立って行くようになってから、まだ数十年の時しか経過していませんが、人類は紀元前の頃から宇宙への夢を描き続けてきました。 というのも、古代ギリシアの時代から天文学の研究が行われてきて、夜空に輝く星の位置を観測しては、それを分類して次々に名前を付けて行って、やがてはそれらが恒星系や星雲系を構成している、という宇宙空間の仕組みを次々に解明して行ったというように、尽きることのない人類の宇宙への興味というものは、その天文学の発展という形で人類の歴史と共に、絶えず行われてきたのでした。 その発展過程においては、天動説と地動説との衝突というような、避けては通ることのできない確執を経ながらも、その壮大な空間の謎を解明して行く、という人類の興味は尽きることのないものとして、着実に結実されて行きました。 また、そうした天文学の発展と共に、ジュール・ベルヌを始めとする想像力豊かな作家たちの手によって、未来を先取りした多くの空想科学小説が描かれ、そこには、やがて現実のものとなった数々の未来の科学技術の姿が、まるでそれを予知した青写真でもあるかのように、登場していたのでした。 そして、20世紀になっていよいよロケットが登場することになって、人類は古代から描き続けてきた宇宙への夢を、実際にロケットに乗って飛び立つという第一歩を印したことで、実現し始めたのでした。 ガガーリンやテレシコワが地球の周りを回って、「地球は青かった」という歴史に残る言葉が発せられ、アポロが月面に着陸して、無事、地球に帰還したことで、いよいよ本格的に人類の宇宙時代の幕は開かれたのでした。 これらの宇宙飛行士たちを支え続けてきたのが、その研究開発に携わってきた多くの科学者、技術者たちで、こうした人々の総力を結集した絶え間の無い努力の積み重ねによって、地球の周りを周回し、月へと旅立つという人類の長年の夢が、一歩一歩現実のものへとなって行ったのです。